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転々




監督:三木聡/渋谷アミューズCQN/★4(87点)
本家goo movie公式サイト

平成の『スケアクロウ』。三浦友和ファン必見!
だってさあ、青山のスーツ(かどうか知らないが)でニューバランスのスニーカーを履きこなせる人ってそういないぜ。

なんてことはさておき、今年私は『松ヶ根乱射事件』で、監督・山下敦弘を「平成の今村昌平かもしれない」と評したが、平成の時代、ことにここ数年、「ユルさ」が時代の象徴のような気がしている。60年代のギラギラした空気、80年代の軽さ、そして今はユルさ。

『転々』は、ユルい時代を切り取った作品なのではないだろうか。
いや、正確にはユルさが時代とマッチしたと言うべきか。

これまで三木聡作品は、「小ネタは面白いけど、映画としてはどうかなあ」と思っていた。
ところが今回、原作のおかげかもしれないが、“散歩”というユルいロードムービーと“疑似家族”というユルいホームドラマが、なんだかとても“現代的”に思え、なんだかとても“映画的”に思えた。
それが計算か偶然か分かりませんが。

余談

個人的に一番笑ったのは、オダジョーが安堵のあまり出す“今までに出したことのない奇声”。

2007年11月10日公開(2007年 スタイルジャム配給)101分

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