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オーシャンズ13




監督:スティーブン・ソダーバーグ/新宿バルト9・シアター6/★4(80点)
本家goo movie公式サイト

一見さんお断りの粋な大人のお遊び。ま、芸者遊びみたいなもんだ。(レビューもアダルト)
“真実”を売りにしたお涙頂戴“感動”映画ってあるでしょ。とりあえず確実にお金を稼ぎたい最近のハリウッド映画にありがちな。あれってピンサロみたいなもんでさ、安っぽくてもなんでも泣(抜)ければいいって代物だと思うんですよ。

この映画はその対極にあるんです。粋で高級な大人のお遊び。
ストーリーとか感動とかハラハラドキドキとか分かりやすいアクションとか、そういう実利的な“行為”を超越して、お座敷で酒を飲みながら歌や踊りを愛でる様なね、そういう映画。
正確には、いい年齢(とし)こいたオッさん達がヤイノヤイノ楽しんでるのを、これまたいい年齢こいたオッさんがニヤニヤしながら観て楽しむ映画。R18指定、否、R30指定くらいでいいと思う。

私はこのシリーズを、『11』は「サラッと腹八分のお茶漬けみたい」と評し、『12』は「大人のマンガ」と評してきた。
本作はそのテイストをそのまま引き継いでおり、こうしたソダーバーグの“立ち位置”を理解した上で観ると実に愉快で楽しい。(一見さんお断り映画と言う由縁はここにある)

いやー、もう、サイコーだね。
あんなシーン、こんなエピソード、楽しくって仕方がない(個人的にはメキシコのくだりが一番好き)。
カットの繋ぎ方、シーンの切り替え方、カメラのぶん回し方、どれもこれも気持ちいい。
ソダーバーグのリズムは私の肌に合うようだ。
画面分割のシーンなんて、映画館でなければ「ヒー!気持ちいいー!」って絶叫してたかもしれない。

日本公開2007年8月10日(2007年 米)


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