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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲




監督:原恵一/TV(再鑑賞→)/★5(98点)
goo movie
何度も観ているのに何度観ても泣く。号泣する。
DVDを持っているにもかかわらず、テレビ放映を観てまた泣く。
あ!自分の記録を見てみたら2003年にも同じこと書いている。

ただねえ、テレビも「泣ける」を売りにしないでほしいんですよね。
気持ちは分かりますけどね、実際こうして泣いているわけですし。

そして「大人向け」と言われることの多い映画ですが、
たしかに一定年齢層以上じゃなきゃ分からない小ネタも多いですよ、
だいたい主犯二人は「ケンとチャコ」なわけですし、それが何を意味しているかその時代を生きた大人しか分からないわけですよ。
でもね、私は「大人向け」の一言で片付けてはいけないと思うのです。

私はこの映画を最初に観た時、こう書きました。

 これは子供に夢を与える映画ではない。
 子供に夢を与えるべき大人に向けたメッセージだ。
 そういった意味では婉曲的に「子供のための映画」である。

アニメ史上どころか映画史上屈指の回想シーン。
だから、エレベーターにくらいついたヒロシの絶叫にも涙するのです。
「俺の人生はつまらなくなんかない!」
足一本で息子を救う母の愛に支えられ、家族一丸の支援を受けて、しんのすけは頂点を目指します。
転んで、傷だらけになっても走り続け、彼は叫びます。
「大人になりたいぞ!」
その理由のなんとクレしん的なこと。
テレビやアニメは映画版になるとやたら大層なゴタクを並べることが多いものですが、この映画は決してクレしんの世界観を壊すことはない。
そして、そのあまりにもクレしん的な理由が、笑いどころか涙を誘うのです。
ビックリですよ。あまりにも秀逸な脚本ですよ。ものすごく完成度の高い映画ですよ、これ。

そして大人たちは、自分の子供時代を振り返り、自分の歩んできた道を思い返しながら、子供たち、次の世代に何をしてやれるのか考えるのです。
この映画は、我々にそう訴えかけているのです。ものすごく完成度の高い映画ですよ。二度も言いますけど。

2001年4月21日公開(2001年日)90分

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