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天使の卵




監督:冨樫森 /渋谷Q-AX/★2(25点)
本家goo movie公式サイト

とりあえず、俺に再編集させてくれないか。ガッカリを通り越して呆れた。
冨樫森の『鉄人28号』の後遺症は相当なようで、すっかり映画の作り方を忘れてしまったかのようだ。
いや、むしろ、『鉄人28号』のおかげで欲が出てしまったのか、「当たる」映画を撮りたがっている気がする。あなたの持ち味はそこじゃないと思うんですが。

とにかくこの映画に全然ノレない最初の理由は、沢尻エリカがメチャメチャ下手っぴなこと。観終わってみればこんなもんかという感じもないわけではないが、ホント、腹立たしい。

さらに腹立つのが、沢尻エリカがムカツクこと。あのねえ、私は沢尻エリカちゃんメチャメチャタイプなんですよ。メッチャ好きな顔。ところがねえ、ムカツクんだ。これが嫌な女役なら納得するんだが、そういう役柄じゃない。逆に同情したり共感したりするポジションなのだが、見ていてムカツク。理由は分からないけどとにかくムカツク。

あと、市原隼人っての?これがまた下手なんだ。だからノレない。お前がクヨクヨしてるのなんかどうでもいい。
ああ、小西真奈美はいい。美しい。最高。

この映画、構成が失敗してると思うんですよ。
まあ、時間軸通りの構成にしても30年前でやっと通用するストーリーではありますよ。
でもさあ、今ここで『セカチュー』と同じ構成でどうせいってんですか。
ある程度結末を観客に分からせた構成なら、もっと「壮絶」なものを見せてくれないと。
そうでなければ、彼が何年も引きずっていることに説得力が沸かない。
新しい恋をした時にふと思い出した過去の苦い恋、というならそれでもいい。
だが、新しい恋を一切拒絶するほどの大悲恋に見えるだろうか?

正直、よほどの必然性がない限り、突然の病死と海外脱出は制作者の“逃げ”だ!と私は思うんです。

あ、でも小西真奈美はいい。美しい。最高。
ですから、私が再編集してですね、ウジウジした市原なんちゃらは全部カット、常に男目線で美人姉妹を描写する映画にしたらサイコーだと思うんですがね。

2006年10月21日公開(2006年 テレビ朝日他、配給:松竹)


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