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LOFT ロフト




監督:黒沢清/場所等/★2(23点)
(本家goo movie公式サイト)

黒沢清の『となりのトトロ』
(レビューには本作とトトロのネタバレがあります)
田舎の古びた一軒家に住みはじめた中谷美紀。
『トトロ』の場合はお父さんが作家でしたが、本作は彼女が作家です。ただ、作家である意味は全然ない気がするのですが。

やがて彼女は、マックロクロスケというオバケ(安達祐実)を見るようになります。
そして、となりのトトロ(ミイラ)に出会います。本当にとなりにいます。
また、クラスメイトの男の子(西島秀俊)がちょっかい出してきたりします。アッカンベーしたりします。
さらに、ネコバスならぬネコ目男(豊川悦司)も登場します。

そしていよいよクライマックス。
行方不明になった、前の住人ことメイちゃん(安達祐実)を探すのです。
なにやら、メイちゃんさえ見つかれば万事解決みたいです。
ストーリー的にはトトロ(ミイラ)が活躍すべきはずなのに、何故だかネコバス(豊川悦司)が大活躍するところは、本当に『となりのトトロ』と一緒です。
メイちゃんの行方も何だか分からないことになってきます。「靴が見つかったぞー」「メイのじゃない」とか言いながら、何が何して何とやら。

とうとうネコバスが怪猫になってしまいます。
「なんだか分からないけど俺の中に入ってきた」とか頭の奇怪しなことを言い出します。
穴を堀りながらガッハッハガッハッハ笑いだします。
つられて、観ている我々も楽しい気分になってきます。
そこから後は、彼らが何をやっても何を言っても爆笑モード。
遂に「動くなら最初から言え。ゴロゴロ寝てばっかりいやがって」とトトロにまで悪態つき始めます。なんてネコバスでしょう。
そんなネコバスに、メイちゃんは「地獄まで一緒に行こう」、さつきちゃんは「この世の果てまで一緒に行こう」と言い出します。トトロなんかそっちのけでネコバスモテモテです。

だいたい、こんな話です。あらすじ以上。

「ある視点」を意識した軸のブレた話というのは分かりますが、客から金とる見せ物になっているとは言えません。
黒沢清好きの私もさすがに擁護できません。「ま、つまらなくはなかったんですけどね」と言うのが精一杯。
それでも擁護する旗を振ろうと思ったら、万国旗くらい振らないと。白旗振るよ。

2006年9月9日公開(2005年)

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★「LOFT」

「LOFT」 監督・脚本 : 黒沢清 出演 : 中谷美紀 、 豊川悦司 、 西島秀俊 、 安達祐実 、      鈴木砂羽 、 加藤晴彦 、 大杉漣 またまた豊川さん映画「LOFT」をDVDでやっと観る。 今度はホラーである。 これも高松では劇場上映されなか

  • 月影の舞
  • 2007/02/22 2:20 PM
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