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雲霧仁左衛門




主演:山崎努/テレビドラマ/DVD/★5

10年ぶりに果たせた口惜しい思い(ちなみに仁左衛門は20年の思いを果たす話なんだけどね)
仲代達也主演の五社英雄版の映画ではない。ありゃ超駄作だ。

以前、シネスケ好きに100の質問の中の一項目として、好きなドラマの筆頭に挙げていた時代劇。1995年11月〜96年3月・フジテレビ連ドラ(水曜8時)。
全15話中12話までしか放映されず(後にCSで放映されたそうだが未見)口惜しい思いをし続けて10年。昨年DVDbox(8枚組)が発売されとり憑かれたように購入。
もっとも、そんな物が発売されているとはツユ知らず、Amazonで最後の1セットを購入(今は在庫が復活している)。そして憑かれたように一気に鑑賞。きっと『24』にハマった人もこんな感じなんだろう。

池波正太郎原作。鬼平犯科帳の裏番。主役は盗賊・雲霧仁左衛門(山崎努先生)。対する火付盗賊改方は阿部式部(中村敦夫)。
この話の最大の面白さは両者の高度な“頭脳合戦”にある。中でも4〜7話の松屋襲撃に至る駆け引きの凄さったらそりゃもう!

半分近くは見知らぬ演出家だが、最初のスペシャル版を含め、残り半分の監督は工藤栄一と斎藤光正(『戦国自衛隊』の監督ね)。工藤栄一なんて、寝言で「鴨居が明るすぎる」と言ったという時代劇人だからね。そんじょそこらの時代劇が全部ママゴトに見える「松竹京都ここにあり!」といったハード時代劇。
梅林茂(松田優作のバックバンドやってた人ね)の音楽もいい。今でも頭の中でリフレインしている。

ハード時代劇好きには是非観てもらいたい。シビレること請け合い。
もっとも、時代劇ファンの大半は「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」みたいなママゴトが好きな爺さん婆さんだけどな。

あ、今気付いたけど、最後の3話しか登場しない丹波哲郎は本放送じゃ丸々カットだったのか。
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