November 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

Mr.&Mrs.スミス

監督:ダグ・リーマン/新宿文化2/★2(40点)本家AllcinemaOnline公式サイト

とっても素直な映画。設定の面白さ以上の刺激がない。
『スパイキッズ』が5分で描写したことを延々120分かけて描写する映画。ソコソコ面白いのですが、この程度で3点付けてたらキリがない。

しかも作り手の意図が見え見え。どう?ブラピの胸板がセクシーでしょ?とか、男物のYシャツ着たアンジーがセクシーでしょ?とか。最後なんか脚本のト書きまで見えるようだよ。「まるでダンスのよう」ってな。

ところが脚本で考えられているほど“粋”じゃない。

「女房に殺されかけた」「俺も経験あるよ」という予告編で観に行くことを決めたのだが、ズレた笑いを期待していたら全然違ったらしい。せめてオオッ!というカッコイイシーンとかマニアックな銃器描写でも連発されれば許せるのだが、そういう愛情は無いらしい。どうやらこの監督の「アクション」ってのは弾薬数と火薬の量のようだ。

何が素直だって、戦う相手は常に1対1(人数という意味ではない)。
この設定だったら、男と女、男の組織、女の組織と最低でも4つの敵対関係が可能だ。
ところがご丁寧なことに、夫婦間のバトルが済んでから、やっと「よっこらしょ」と別の敵が登場。しかも敵対しているはずの両組織がちゃっかり手ぇ組んでる。だったら二人を狙う意味無くない?

私は、粗とか穴ボコとかには比較的寛容である。むしろ、こうした「平均的な作り」の方が嫌いだ。穴がボコボコあいたイビツな作りでも、作り手の愛情が感じられる映画の方が好きだ。

2005年12月3日 日本公開(2005年 米)


comments

   

trackback

pagetop