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鉄人28号

監督:冨樫森/新宿シネマミラノ/★3(54点)本家gooDB公式サイト

レトロって言うよりアナログ。今時こんな企画、意味が分からん。
敵は攻撃パターンを学習するプログラミングだってのに、お前は記憶力勝負かよ。おまけに製品は「匠の技」ですか。

というわけで、SFとしては三流、ジュブナイル物としては二流なのだが、一流の芸達者がビックリするほど沢山出ている。この役者大集合は企画段階での力の入れようの現れだろうが、松竹配給で松竹の劇場でかからないのは出来上がりが期待外れの現れなのだろう。ガキもショッパイ演技するしよ。

いや、面白かったけどね。

良かった点は、少年視点、身近な大きさの特撮、くつろぐ鉄人の姿、子供達の喧嘩の姿、蒼井優のコスプレ、香川照之の抑えた演技、川原亜矢子の足、無条件に薬師丸ひろ子、無条件に西田尚美、中澤姐さん、アベカンのgoodサイン、増上寺の事件目撃者。この手の事件を目撃するのは彼しかいない。これは間違ってない。

しかし、何故この企画なのだろう?

ロボット物は「ガンダム」以降別のステージに移ってしまった。特撮物は「平成ガメラシリーズ」で極限に至ってしまった。今時「マッド・サイエンティスト」なんてコントかよ。何故今更「鉄人」なのだろう?俺だって知らない世代なのに、今の子供が知るはずないじゃないか。ネームバリューよりも足枷(かせ)の方が大きいと思うがな。本当に何故今更「鉄人」なのかマジで分からん。

しかも、心根の優しい冨樫森監督ですよ。明らかにミスですよ。だから、「世界を破壊する」とか言いながら、ちゃんと道路歩いちゃうような生真面目なロボット描写になっちゃうんですよ。「鉄人」なんて枷が無ければ、もっとちゃんとジュブナイル物が成立した気がしてならない。ていうか、あの青いの「29号」じゃない?

いっそ、オリジナルロボット(あるいは怪獣)物を作る気概のある輩はいませんか?

2005年3月19日公開(2004年 日)1時間55分


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