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LOVE PSYCHEDELICOコンサートツアー

at:Zepp Tokyo

進化を止めたLOVE PSYCHEDELICO

10月20日、27日と2週続けてライブ鑑賞。
待望の2年半ぶりのツアーだけに2週続けて・・・というわけではない。チケットとれちゃったから。正直、この2年半の間に熱は冷めちゃっている。好きは好きだけど。

サードアルバム「LOVE PSYCHEDELICO III」を出したのが今年の2月。
たしかこの時、彼らが言っていたのが「ラブサイケデリコらしいラブサイケデリコ」「ファンの求めるラブサイケデリコの音楽」といったようなこと。
正直、この発言に軽く失望していたが、アルバムを聞いてガッカリした。
進化していない。それまでの自身の音楽の縮小再生産。
その思いはライブを見て決定的になった。

「デビューアルバムと歌い方一つ変わっていない」

いつもここからのネタにこんなのがある。
「悲しいときぃ〜」「悲しいときぃ〜」
「コンサートに行ったら自分の好きな曲がアンプラグドバージョンだったときぃ〜」

なるほど、多くの人はCDと同じ演奏が生で聞けることに喜びを感じるらしい。ついでに言えば、ブラウン管越しに見ていたタレントが生で動いてりゃなんでも嬉しいらしい。まあ、分からんではない。
私だって、むやみにアレンジを変えたり、松山千春みたいに「♪ながぁぁぁぁぁぁ〜いぃぃぃ〜」とか変な歌い方をするのがいいと言っているわけではない。
ただ、進化や成長、あるいはチャレンジ精神みたいなものはないのだろうか?と思うのだ。

この翌日に行ったEGO-WRAPPIN'は、3週間前と既に歌い方が変わっていた。ま、ジャズ系というかアドリブが多いせいもあるけど。井上陽水は陽水節とも言える独特の節回しは崩さず(つまり自分を見失ったり時代に迎合することなく)常に変体し続け、あれだけ長いことやっていてまだ前線で進化し続ける。椎名林檎はビックリするほど進化し続け(それで振り落とされるファンも多いのだけれど)、その向こうに彼女の思想が透けて見えるほど。

ラブサイケデリコはデリコサウンドなるものにしがみついてファンに迎合しているようにしか見えない。
ライブで一番盛り上がった『ホテルビーナス』の主題歌なんて縮小再生産の極み。Aメロとサビを他の曲と入れ換えたって気付かないぞ!
進化を止めたものは衰退するしかない。彼らはそれに気付いているのだろうか?
実はライブで面白いのは、皆が知ってる皆の歌ではなく、二人っきりでアコースティックギターのみで歌い上げた曲(何だか知らん)だったり、直樹が歌った「ワイルドで行こう(<古い言い方)」だったりするのだ。

ただ、これはひとえにプロデューサーが悪かったんじゃないかと思っている。
最近、今回のツアーに向けた発言で、「やっとセルフプロデュースができるようになってきた」といったことを言っている。どうやら次の新曲は今までに無い野心的な作りになっているようだ(私が思っている曲なら)。売れないだろうけど(笑)。

あとPA悪すぎ。同じ小屋でも他のバンドはこんなに音悪くありません。
あと照明下品すぎ。毎曲毎曲、目つぶしやめてください。目つぶしは大抵手動なので、客を煽るようにチカチカやられると照明屋が調子こんでいるのが目に見えて腹が立つ(目つぶしなのに)。

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