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シベリア超特急

監督:水野晴郎/CS(2004.10.11鑑賞)/★1(2点)
本家gooDB

優秀な日本人が物を知らない下等なガイジンどもを教育してやろうという大日本帝国思想丸出しの反戦映画。なんだそりゃ?
私が観たのはケーブルテレビで放映した「アリゾナ映画祭バージョン」。もはや何が原型なのか分かりませんが、分かりたくもありません。普通に腹立たしい映画。というか映画になってない。ていうか話にならない。

犯人の計画が予定通り実行されれば乗客全員皆殺しだったわけで、それでどうやって言い逃れするつもりだったのかもサッパリなら、殺す予定の相手にアリバイ作りとして替え玉の姿を見せる意味も分からなければ、何よりも犯人が限定される列車の中で“交換殺人”する意味が全くない。

「ガイジンなんてみんなバカなんですよ」と言っているのか?

でもガイジンにも笑われてるんですよ。「このスタジオにはスタッフが一人もいないのか!」って。どんな推理なんだ。どこからミルクが出てくるんだ?ガイジン達もそんな茶番で改心するな!

本当にこの人は映画を愛してるのかなあ?
だって、列車ミステリーで構築した映画的世界観を全否定しちゃうんだぜ。「ウオオオ!俺もジェダイになりたいぜ!」ってのが映画を愛している人なんじゃないかなあ、一般的には。
これは「映画なんて所詮作り物だぜ」って思想の人の作り方だと思うんだけどなあ。
こういう返ってもいない自称ドンデン返しを見せられると、映画を観ている人間をバカにしているとしか思えないんだけどね。「なに?なに?マジで信じてたの?バッカじゃない?」みたいな感じがして。

ああ、そうか。映画と現実の区別がつかなくなるほどボケてるって話なのか。
それに付き合わされた役者達が気の毒で、笑うどころか山下閣下を殺したくなった。

(1996年日)


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