November 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!



主役級になってから吉岡里帆は作品に恵まれていない気が・・・。

監督:三木聡/吉祥寺オデヲン/★2(25点)本家公式サイト
三木聡の小ネタというか笑いのツボは好きなんです。福田雄一より好き。
小ネタ集の印象がありますが、映画的なシーンもあり、根底には必ず何らかのテーマが流れている。映画が分かってない人ではない。

んー・・・。

この映画の聖地=吉祥寺で監督の舞台挨拶付きで鑑賞したのに申し訳ないんだけど、三木聡、劣化してない?
『俺俺』、いや、「熱海の捜査官」辺りから怪しかった気もする。

正直この映画も「声帯ドーピングwww」以上の面白さを見出だせなかったんですよ。
そしてそれが物語の根幹に関わってない。終盤のドタバタ展開なんて、声帯じゃなくて「観客が少なかったからドタキャンした」「カレーが辛かったからドタキャンした」だって通用するもの。
例えばこれ、「彼の爆声を四畳半で聞いたら不老不死になる」とかいう設定なら彼が追いかけ回されることと設定がつながったのに。だいたい千葉雄大くんや仲間由紀恵の旦那の行動意図も分からない。

歌声の小さい吉岡里帆に至っては、知らぬ間に「やらない理由を探す若者」にすり替えられてしまう。
こういう風にすり替えちゃうと、「若者に説教するオヤジ」話になってしまう。それはむしろロックじゃない。

確かに、最後は「声」を届けようとする物語に帰結するんだけど、笑いもかなぐり捨てて、無理矢理まとめた感もあってシックリこない。
「声が届くくらい隣国は近いんですよ」「だから仲良くしましょうよ」という説教に見えなくもないし。



2018年10月12日公開(2018年/日本)

comments

   

trackback

pagetop