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ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男



原題と邦題でだいぶ印象が変わる。人は偏屈な方がいいのか悪いのか・・・。

監督:ジョー・ライト/TOHOシネマズ日比谷シャンテ/★4(70点)本家公式サイト
ジョー・ライトらしいケレン味たっぷりの演出で、彼が好む文芸作品や今回のような史実物には向いていない。向いてないんだけど、私は嫌いじゃない。ジョー・ライトのケレン味と軽やかさは結構好きなのよ。重厚長大だけが史実を描く手法じゃない。今回もつかみはOK。

ただ、ショーモナイ副題はともかく、この邦題だとチャーチルという“人”の物語に見えるんですよね。
でも原題は「DARKEST HOUR」。「暗黒の時」とでも訳せばいいのでしょうか。つまり主役は“人”ではなく、大英帝国が経験した“闇の時間”。いわば『日本のいちばん長い日』なわけです。それをチャーチルを通して描いた。本来はそういう映画に思えます。

まあ、チャーチルは偏屈だったそうですよ。やっぱり偏屈なくらいの方がいいんですよ。俺も偏屈になろう。
「気も変えられない奴が世界を変えられるか」って名言だと思うんです。言ってみたい。世界を変える機会はないけど。
(そして現実には、議会を制したくらいで戦況が好転したわけじゃないけど)

『ダンケルク』や『英国王のスピーチ』と繋がる話なんですよね。さらに言うなら、中立だったアメリカが参戦する契機は『パール・ハーバー』なんですよ。繋がるね。
ただ偏屈な私は、クリストファー・ノーラン嫌いで『ダンケルク』は観てないし、ヘレナ・ボナム=カーター嫌いで『英国王のスピーチ』は観てないし、ジェリー・ブラッカイマー嫌いで『パール・ハーバー』も観ていない。偏屈だから。あ、『トラ・トラ・トラ!』は観てるよ。

人間、偏屈な方がいいのか悪いのか・・・。



日本公開2018年3月30日(2017年/英)

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