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トリック劇場版 ラストステージ



長年付き合ってきたが故の既視感とノスタルジー。


監督:堤幸彦/チャンネルNECO/★3(55点)本家公式サイト


いや、ぶっちゃけ、『劇場版2』までしか付き合ってなくてね(笑)。この『ラストステージ』も公開から4年も経ってケーブルテレビで鑑賞。

たまに再放送なんかで観ると面白いんですよ、このシリーズ。ただ何度も観てると飽きてくる。
正直本作も、最初の頃は小ネタを喜んで観てるんだけど、途中で飽きてくる。毎度同じような展開だし、だいたい犯人の目星もついちゃうしね。

ただ、エピローグがグッとくるんです。これは長年付き合った者にしか分からない(<途中までのくせに)。

2000年のドラマ開始当初からは考えられないほど仲間由紀恵も阿部寛も大物になったんですよ。
2002年の『劇場版』第1作の際に、私は仲間由紀恵を「日本最高のコメディエンヌ」「日本のゴールディー・ホーン」と持ち上げ、「彼女の主演作を後世に残したことが映画化の意義」「すべてまるっとお見通しだ」と書いたもんです。

全部ネタだったんだよぉ。だって、こんな大女優になると思わなかったんだもん。まさか田中哲司と結婚するとは思わなかったんだもん(<それはいいだろ)。

「これは片平なぎさの映画である」と評した『劇場版2』(2006年)では「堀北真希は地味だけどいい女優になると思う。なるといいな」なんて言っていたくらい、もはや遠い昔の話ですよ。まさか山本耕史と結婚するとは思わなかったんだもん(<だから、いいって)。

こうした長い長いドラマの果てに、鬼束ちひろの「月光」と共に待ち受ける邂逅は感慨深い(映画単体としては成立していないんだけど)。
近年流行りの「ドラマ解決編」としての劇場版ではなく、観客が上田と一緒に14年前(私が観たのは18年前だが)の「山田奈緒子」と再会できたこと、ただそれだけがこの映画の意義だったと思う。

2014年1月11日公開(2014年 東宝)

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