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アニー・ホール



すごーくよくしゃべる『男と女』。ニューヨークの街にはダイアン・キートンがよく似合う。

監督:ウディ・アレン/TOHOシネマズ新宿/★5(95点)再鑑賞↑(本家



2017年の大晦日に、たぶん30年ぶりくらいの再鑑賞。
ほぼ毎年コンスタンスに映画を撮り続けるウディ・アレン。追ってるコッチはたまったもんじゃない。多作過ぎて、過去作品を振り返る機会も気力もない。その機会を与えてくれた「午前十時の映画祭」に感謝。おかげで劇場初鑑賞。
そういや一年前の大晦日は『スモーク』を観ていたので、俺もすっかりニューヨーカー(<言ってる意味が分からない)。

私小説的。ウディ・アレンの原点。いまさらそういった感想は置いおておいて、大人(と書いてオッサンと読む)になって観返すと、いろんな引用が分かってきてより一層面白い。
そして、男と女の感情も若い時よりよりリアルに分かって辛い(笑)。

そして今回再鑑賞して勝手に思ったのです。これ、クロード・ルルーシュ『男と女』みたい。『男と女』のすごーくしゃべる版。

なんかこう、上手く言えないんですが、画面(えづら)がいちいち格好いいんですよ。
ダイアン・キートンがニューヨークの街に映えること映えること。
ちなみに私はクロード・ルルーシュ『男と女』を「世界一どーでもいい話」と評しているんですが(『アニー・ホール』もどーでもいい話なんですが)、ロミオとジュリエット的な分かりやすい外圧によって男女の仲が引き裂かれるわけじゃないんですね。
ただただ2人の気持ちの問題。『アニー・ホール』も同じ。それが大人の恋。

若い時の恋は周りが見えなくなるけど、大人の恋愛は周りが見えすぎる。
これはそういう映画なんだと思う。

(1977年 日)

comments

そうですか。観ましたか。観ちゃいましたか。
私もダイアン・キートンみたいな女性とお付き合いしたい。いやむしろ、俺がダイアン・キートンになりたい(<意味がわからない)。

「スリー・ビルボード」面白かったですか。観にいかなきゃ!

  • ペペロンチーノ
  • 2018/02/02 7:29 PM

こんにちは!ペペチーさん♪
先日DVDにて再鑑賞しましたよ。

かなり若いときに観た記憶をたどりながらの鑑賞だったのですが、多分、途中で観るのやめてます。汗

私が若かったせいでこの映画のウディがとてもしょぼくれたインテリオヤジにしか見えなくておまけにセックスアピールゼロなところが、受けつけなかったんだと思います。(わわわわ・・・)
今はこの映画のウディのことをかわいいとさえ思ってしまうほど自分が年齢を重ねて、この映画の味わい方を分かるように??なった気がしました(笑)
ダイアン・キートンみたいな女になりたいっ!!

あ、本日は「スルー・ビルボード」観て来ました!!
予想を裏切られた面白さでした!!まだなら是非に!!


  • フキン
  • 2018/02/02 6:03 PM

フキンさん
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。
お元気そうでなによりです。あ、同じこと言っちゃった。

いやいや、ウディ・アレン、お勧めしませんぜ(笑)

  • ペペロンチーノ
  • 2018/01/06 9:30 PM

あ、今年じゃないや、昨年だ・・・笑

  • フキン
  • 2018/01/06 1:04 PM

ペペチーさん、ご無沙汰してます!!
そしておめでとうさんです♪

お元気そうで何よりです(笑)

私、ウッディ・アレン、ほとんど分からん人間ですが
ペペチーさんの

「若い時の恋は周りが見えなくなるけど、大人の恋愛は周りが見えすぎる。」

この箴言ふまえて、何十年ぶりかに再観賞します!!

私の今年の一位は「お嬢さん」です♪

  • フキン
  • 2018/01/06 1:02 PM
   

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