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ローガン・ラッキー



お帰りなさいソダーバーグ。出来ればチャニング・テイタムに「おいらルパ〜ン三世」って言わせてほしかった。

監督:スティーブン・ソダーバーグ/吉祥寺オデヲン/★3(65点)本家公式サイト
老眼はちっともラッキーじゃないけど、とりあえずお帰りなさい。

ソダーバーグ大好きなのよ。この人の“文体”のようなものが大好き。カット割りとか構図のとり方とかタマラン。この映画なんか、もうワクワクしちゃう。消防隊が消化器シュッってするところとかね。

でも、監督復帰しようと思うほどソダーバーグがこの題材のどこに魅了されたのかは謎。
なんか、ルパン三世みたいじゃん。
つまりね、前後のドラマはどうでもよくて(父娘の物語なんてベタ過ぎ)、盗みのテクニックとテンポ良いコメディしか興味がないように見えるのです。

この映画『オーシャンズ11』シリーズ監督の最新作というウリ文句で、アメリカの予告編じゃ『オーシャンズ』プラス『マジック・マイク』(チャニング・テイタムだしね)ということらしいのですが、まあ確かに、ウリ文句としては間違ってないと思うんですが、私はちょっと違う感想を持ったんです。

個人的に『ガールフレンド・エクスペリエンス』が好きなんですね。
高級娼婦の目を通して、彼女を買う金持ち男どもを描き、その先の“経済”と“世の中”をあぶり出す。

もしかすると、この『ローガン・ラッキー』も同じなのかもしれません。
社会の底辺の男どもの一発逆転劇を通して、“経済”と“世の中”をあぶり出す。
かなり穿った見方かもしれませんけどね。
でも、ただでさえ分かりにくいソダーバーグの真意が、そういう形で隠されていても不思議じゃないでしょ?



日本公開2017年11月18日(2017年/米)

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