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追憶



降旗康男監督作を映画館で観るのは『将軍家光の乱心 激突』以来だったんだが(笑)、あまりにも古臭い映画でビックリした。加齢臭がした。
監督:降旗康男/吉祥寺オデヲン/★2(30点)本家公式サイト
豪華役者陣がいつもの役(イメージ)のままなんです。あ、安田顕だけは珍しく“デキる男”役だったけどね。
話も含めて、全部が予想の範疇。いわば「水戸黄門」みたいなんです。(勧善懲悪とかいうことではなく)知っているものを見せてくれる安心感。もうね「それ、ミスリードでしょ」って分かるような演出。回想の入れ方も分かりやすい。というか、説明的。

そして描かれるテーマも、「男の絆」という表面的なことはもちろんのこと、「母なるものへの回帰」という隠れテーマも、何と言ったらいいのかな、良く言えば日本情緒溢れる、悪く言えば浪花節。いずれにせよ分かりやすい。安藤サクラはもちろんのこと、りりィも、これから母親になる木村文乃も。
でもさ、「ウウッ!お腹がぁ」って演技、あんなに直接描写する必要あるかね。木村文乃ちゃんヘタクソに見えちゃうじゃん。やめてくれないかな。

しかしまあ、降旗康男って元々情緒的な監督なんだよね。『将軍家光の乱心 激突』とか持ち出す俺が悪いんだよ、うん。木村大作だってそうだよ。いつまでも『復活の日』のカメラマンだと思ってちゃいけないんだよ。
「映画館に足を運ぶのは年配層」ってマーケティングに準拠した映画なんだと思うよ。
俺は何で映画館に足を運んだんだろう?『将軍家光の乱心 激突』以来なのに。あ!『タスマニア物語』を映画館で観たことを思い出した。薬師丸ひろ子目当てで。『タスマニア物語』かよ、降旗康男。

2017年5月6日公開(2017年 東宝)

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