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極道大戦争



「誰に頼まれたわけでもないのに原点回帰」という公言通りのバカバカしさと圧倒的な巧さ。さすが三池。


監督:三池崇史/CS録画/★4(72点)本家
正直言って何の予備知識もなく映画館で観たら怒ってたかもしれないけど、三池崇史という監督を理解し、「誰に頼まれたわけでもないのに原点回帰」という言葉を知った上で、テレビで観る分には、ものすごーく面白かった。
「なんじゃソレ!?」ってのも楽しんで飲み込めちゃう。かなり前提条件多いけどね。

とにかく、キレっキレなんですよ。で、その見せ方が巧い。

例えば着ぐるみのカエル登場のシーン(結構終盤なので、もう多くの人は辟易している頃でしょうが)。
彼の格闘シーンを引きでワンカットで見せるのです。
これ、カットを割って、カエル君の「強さ」を強調したくなる場面です。彼はラスボス的存在なのですから、当然といえば当然です。
しかし三池はカットを割らない。ワンカットで突然格闘が始まる。
そこにあるのは「意外性」と「ガチな強さ」。そして着ぐるみがヤクザを瞬殺する「可笑しさ」。

とにかく三池崇史監督は、何をどう見せたら観客に面白く伝わるかが分かっている。そこは抜群のテクニックを持っている。
問題は、彼が面白がるポイントが普通の人とちょっと違うって所がね・・・。

2015年6月20日公開(2015年 日活)

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