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蜜のあわれ



監督:石井岳龍/新宿バルト9/
★3(55点)本家公式サイト

傑作なのか?珍作なのか?そういった意味も含めて石井岳龍の『崖の上のポニョ』。
設定も面白いし、話も面白い。二階堂ふみも面白い。
だけど映画として面白いかというと疑問。

なぜなら、この映画を観た最大の感想は、つくづく『ツィゴイネルワイゼン』は奇跡の映画だったんだと感じたこと。
話の根幹は『ベニスに死す』だし(しかもだいぶ後退してるし)。
これ、コメディなんだよね?二階堂ふみがゴロゴロー、真木よう子もゴロゴローとかさ。笑っちゃうのを通り越して、少しイラッとする。

この映画が傑作(かもしれない)と思う理由は、男と女の真髄が詰まっていること。
これを観ていて、男がなぜ浮気をするのか分かったような気がする。

女性は“成長”するんですよ。第2ステージ、第3ステージへと進んでしまう。
ところが男は成長しない。第1ステージのまま留まっている。だから、また第1ステージで釣り合う女性を求めてしまう。そういうことなんじゃないかと思うんです。

これたぶん、「女性が成長する物語」「それに取り残される男の物語」なんだと思います。
傑作です。いや、珍作です。なんだこれ?

2016年4月1日公開(2016年 日)

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