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の・ようなもの のようなもの



監督:杉山泰一/渋谷シネパレス/★3(58点)本家公式サイト

故・森田芳光師匠の追悼一門会映画。それ以上でもそれ以下でもない。俺が観ないで誰が観る。
当然『の・ようなもの』の伊藤克信、尾藤イサオ、でんでん(プラス内海桂子)はもちろんのこと、松山ケンイチ(『サウスバウンド』『椿三十郎』『僕達急行』)を主演に、無名な頃に森田映画から脚光を浴び始めた北川景子(『間宮兄弟』『サウスバウンド』『わたし出すわ』)、『メイン・テーマ』のオーディションでデビューした野村宏伸、映画初出演が『椿三十郎』だった鈴木亮平(他に『わたし出すわ』)、映画初主演が『間宮兄弟』だった佐々木蔵之介(他に『椿三十郎』)とドランクドラゴン`塚地、女優デビューが『愛と平成の色男』だった鈴木京香(他に『未来の想い出』『39』)、そして仲村トオル(『悲しい色やねん』『海猫』)、ピエール瀧(『わたし出すわ』『僕達急行』)、あがた森魚(『失楽園』)、三田佳子(『おいしい結婚』『海猫』)、そして何と言っても『家族ゲーム』宮川一郎太(他に『未来の想い出』『武士の家計簿』)。沼田君の家はあれですか?

こうした「森田一門」の「一門会」映画。松田優作が生きていたら真っ先に出演しただろうよ。
そんな映画を俺が観ないわけにいかないだろう?俺も森田一門なんだから。

僕達急行 A列車で行こう』で書いたけど、私は森田芳光の“時代感覚”を信じていた。彼には時代を見る先見の明があった。上述したように、今や一流となった俳優・女優を見出す才覚もあった。樋口真嗣初の劇場用映画の特撮は『未来の想い出 Last Christmas』だしね。

しかしこの『の・ようなもの のようなもの』に“時代感”はない。単なる「その後」。「一門会」映画。ファン感謝祭と言ってもいい。それ以上でもそれ以下でもない。それ以外の感想も出てこない。
たしかに『の・ようなもの』のようなもの、って逃げ手は打っているけど、縮小再生産にすらなってない気がするんだよなあ。

2016年1月16日公開(2016年 日)

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