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図書館戦争 THE LAST MISSION



監督:佐藤信介/吉祥寺オデヲン/
★3(68点)本家公式サイト

少女漫画からバトル物へ。もしくはV6岡田ジークンドー映画へ。いやあ、実は楽しんだんだよねえ。
私は前作を「少女漫画」と評したのですが、それが正しかったのか、制作側(というか宣伝側)が開き直ったのか、やたら「胸キュン物」で宣伝してたんですよねえ。この続編映画の前にテレビドラマ特番があって(それ観てないと本作で出てくる土屋太鳳が何だか分からない)、それなんかもう全面的に「LOVEずっきゅん」物で、コソバユイのを通り越して軽くイラッとするレベルになっていた。
しかし本作の蓋を開けてみれば、意外にちゃんとバトル物になっていたと思うんです。佐藤信介、『GANTZ』あたりからこなれてきてる。

話自体も、SFの体をなしてなかった前作と違って、先に述べたテレビ特番から「言葉狩り」という理由を明確に出すことで「本」である必然性が生じている。銃撃で本が破壊される様は、映画として正しい画面だと思う。
ただ、『華氏451』のトリュフォーほど、言葉や本に思い入れはないようだけど。

実はそれって一つのポイントで、トリュフォーの映画は出来損ないでも作り手側の愛情が感じられて愛しいんだけど、この映画はやっぱり“商品”なんですよね。ウヒウヒするけど、そんなに愛おしくはない。そこが残念だなあ。

2015年10月10日公開(2015年 TBS)

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