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ミニオンズ



監督:ピアー・コフィン / カイル・バルダ/ユナイテッド・シネマとしまえん/★2(35点)本家公式サイト

あ、そこはモンキーズなんだ
先に結論を言ってしまえば、小ネタは面白いけど話の本筋が面白くない。

最近何度か、昔の「トムとジェリー」を観る機会がありまして。歯医者とかカレー屋とかで(<どういうシチュエーションなんだよ)。あれ、本当にアニメーションの表現が素晴らしいんです。台詞なんかないのにとっても表現が豊か。格闘しているだけなのにアイディアが豊富。

一方、この『ミニオンズ』はやたら“喋り”で説明するんです。言葉通じないのに。
うまく説明できないけど、そうだなぁ、例えるならビックリする場面。「トムとジェリー」なら二度見して飛び上がったりするところを、この映画は平気で「えー!」って言っちゃう。例えるならそんな感じ。
アイディアも凡庸で、唯一そのキャラクターを活かした面白いアイディアが、絞首刑にしようとしたら寸胴ですり抜けてしまう、ってくらい。

また、“悪”に背徳の臭いがしないのも面白味がない。スカーレット・オーバーキルって名前は魅力的だけど、やってることにはそんなに“悪党感”がない。はっきり言って稚拙。強い女、悪い女ってのは、男を“叩きのめす”ことじゃなくて、男を“手玉にとる”ことなんですよ。要するに女悪党の理想形は峰不二子なんですよ。

1968年のロンドンが舞台ということで、「アビイ・ロード」パロディはともかく、音楽は面白かった。ビートルズ、ストーンズ、ジミヘンとか、UKロック風のBGMとか。でもミニオンズ自身は「モンキーズのテーマ」を歌ってて、その“一枚格下”感は絶妙だと思って、そこだけはやたら可笑しかった。

日本公開2015年7月31日(2015年 米)

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