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フレンチアルプスで起きたこと

フレンチアルプスで起きたこと監督:リューベン・オストルンド/ヒューマントラストシネマ有楽町/★3(60点)
本家公式サイト

山なんて行くもんじゃないね。
この映画、夫婦のイザコザものとして観ると、ていうか、そう観るのが普通なんだろうけど、ラストのバスのエピソードが全く意味不明なんですね。ビビってたじろぐくらい唐突で意味が分からない。

この映画、リフトやゴンドラに乗るシーンが多いんですね。スキー場だから当たり前ですが。あとは動く歩道みたいのに乗ってるか滑ってるか。スキー場だから当たり前なんですが。そしてこれらのシーン、ほとんど全てが固定カメラなんです。滑ってるシーンは別ですが。
ついでに言うと、ラストのバスのシーンも、まるでリフトやゴンドラの様に、まるで宙に浮いているような風景を映すのです。

そして、最後の最後で、地に足を着けて、人々が同じ方向を向いて、歩くんです。
これ、確実に意図して演出している。

しかし、それをどう解釈するかは難しいところです。
私の勝手な解釈ですが、おそらくそれが夫婦関係であり、世の中なのだと言ってるのではないでしょうか。

つまり、夫婦の上辺の関係=フワフワと宙を浮いた様な状態が、イザコザを通じて、地に足を着けて前を向いて歩くまでの物語ではないかと思うのです。
そして、フワフワと宙を浮いた様な不安定な世の中のいま、地に足を着けて前を向いて歩こうという警鐘にも思えるのです。

ま、いずれにせよ、ビビってたじろぐくらい唐突なんですけどね。



日本公開2015年7月4日(2014年/スウェーデン=デンマーク=仏=ノルウェー)

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