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オール・ユー・ニード・イズ・キル

オール・ユー・ニード・イズ・キル監督:ダグ・リーマン/品川プリンスシネマ/
★4(74点)本家公式サイト

偉業を成し遂げるのは99%の努力と1%の運って話だろ?
面白かった。
「なんだよ、ビートルズと何も関係ないのかよ」とか「ポール・グリーングラスかと思ったらグダグダ・リーマンの方かよ」とか、いろいろ騙されたのだが(<勝手に勘違いしただけ)、とっても面白かった。

原作が日本のライトノベルだということも重なってそのアイディアの根源がゲームのリセット機能であることは想像に難くないが、さらにその根源を辿れば、映画の王道である“巻き込まれ型”サスペンスである。要するに『北北西に進路を取れ』だ。
ただ事件に巻き込まれれば巻き込まれ型なわけじゃない。事態解決にたどり着くべく奔走していい所まで迫るけど、指の先からそれが逃げていって、また奔走を繰り返す。これが“巻き込まれ型”の基本。
この映画は“ループ”を活かして“巻き込まれ型”の基本を見事に踏襲している。
原作がどうなのかは知らないが、典型的なハリウッド映画に昇華したと言ってもいい。

また、話の大半は“努力”によって進められ、ある意味“スポ根”物でもある。

前半はそれをテンポ良く見せ、後半は我々観客も「何回目のトム兄」なのか教えてもらえない(それも上手く機能している)。
最後の最後は“未知の世界”で、“努力”して得た“記憶”ではない“何か”が勝利につながる。正しいドラマツルギーだと思う。

努力だけでは偉業は成し遂げられない。最後は“運”も味方してくれなければ、って話。
もっとも、我々凡人はその“努力”すらままならないんですがね。

日本公開2014年7月4日(2014年 米)

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