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椎名林檎十五周年 党大会 平成二十五年神山町大会


at:渋谷・Bunkamuraオーチャードホール

相変わらず林檎女王様はお人が悪い
久しぶりに、東京事変でない、椎名林檎単体のライブ鑑賞。
5周年、10周年も行ってるけど、その時は旗が配られたんだよ。今回は販売してて、私は買わなかったけど、多くの観客は買ってるわけさ。それに多くの観客は「事変」に慣らされちゃってるしね。

ところが林檎女王様が用意したのは、電子楽器を一切使用しない全曲アンプラグドバージョン。あらゆる曲がジャズ風、シャンソン風、ストリングス・アレンジで披露され、ノリノリで旗を振るシーンなんてどこにもない。
「だって、オーチャードホールですもの」

オープニングとともにイェーイ!って総立ちの観客たちも、「まあまあ、お席についてごゆるりと」と制してしまう。
「だって、オーチャードホールですもの」

「熱愛発覚中」「自由へ道連れ」といったノリノリの曲を衣装替えのBGMで使用(生演奏してるけどそこに林檎女王様の姿はない)するに至っては、もう確信犯。
「密偵物語」で申し訳程度にご自身で旗を持ち出すも、16ビートの複雑な曲で旗を振るのに似合わない。
観客は完全に肩透かしをくらい、女王様が用意した“歌唱と演奏をじっくり堪能する場”に飲み込まれていく。「だって、オーチャードホールですもの」。相変わらずお人が悪い。

真骨頂は、ラスト(アンコール前)の「茎」。
ほとんど回さないミラーボール複数に強烈なスポットライトが当たる。そうすると何が起きるかというと、林檎女王様に後光が差しているように見えるんだ。
とうとう女王様は神の域に達したよ。

余談
本当にオーチャードホールは音が良くて、腕の良い演奏家達の演奏がとても美しく響いていた。
私の席は前から4列目の右寄りで、林檎女王様は間近に見られたが、この演奏は遠目でもいいからもっと中央で聞きたかった。とても素晴らしい演奏で、とっても楽しかった。

当日の模様や演奏曲はナタリーに載ってる
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