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天使の処刑人 バイオレット&デイジー

天使の処刑人
監督:ジェフリー・フレッチャー/新宿シネマカリテ/★3(68点)本家公式サイト

バイオレンスアクション!という売りだが、『花とアリス』的美少女鑑賞映画だと思う。楽しいんだけど、もう一ひねり欲しい。
2人の女子がキャッキャ言いながら人生を謳歌している様を観るのは楽しいものです。
正確には、脳天気に謳歌しているわけではなく、悩みや不安、心の闇を抱え、それでも気丈に明るく振舞っている様は、美しいとさえ感じます。ええええ、とても楽しく観ましたよ。

この映画に出てくる「人形の病院」というものが、孤児院なのか精神病院なのか感化院なのか分かりませんが、いずれにせよ彼女らは何らかの後ろ暗い過去を背負っている(らしい)。その一点で「ガールズ・ヒットマン」に至る背景を表現しているのも、特に過不足を感じません。
元相棒のクダリも深く追求しませんが、彼女の心の闇を描くには充分だと思います。
脚本家出身のこの監督は、過剰な説明を避けているように思えます。そこはとても好感が持てる。

しかし、説明は不足していませんが、エピソードが不足しているように思うのです。

例えば、メインの舞台となる部屋。ターゲットの太ったおじ様と少女2人がいます。窓の外には“ナンバー1”がいて、廊下には警察がいます。ここに敵対勢力が仕返しにやってきたらどうでしょう?

例えば、かつて相棒を失った原因が“空砲”だったらどうでしょう?

「処刑人」とか「バイオレンスアクション」とか語るなら、もう少し“戦うこと”が解決の糸口にした方がよかったんじゃないでしょうか。

あ、「処刑人」とか「バイオレンスアクション」とか、日本の配給会社が勝手に言ってるだけか。

日本公開2013年10月12日(2011年 米)

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