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わたしはロランス

わたしはロランス
監督:グザヴィエ・ドラン/新宿シネマカリテ/★5(90点)本家公式サイト

カナダ版『シド・アンド・ナンシー』であり、90年代版『秋津温泉』。二人の10年=2時間48分に付き合ってみろ!ちょっと長いけどな。

時に乱暴で、時に繊細で、時にポップでロックな映画。
時折見せる荒削りな感じに、「若い監督なんだろうな」とは思ったが、まさかまだ24歳だとは思わなんだ。平成生まれじゃん。

性同一障害を巡る物語というよりも、男(?)と女の前に立ちはだかる“障害”を巡る物語のように私には思えた。
そこにあるのは、モンタギュー家とキャピュレット家であり、リリアーナ・カヴァーニ『愛の嵐』である。報われない愛という個人間の問題であると同時に、二人を受け入れてくれない世間との戦い。
中でも「土曜のランチ」シーンは圧巻で、世間とロランスとどうにもできない自分自身に苛立つフレッドが全て集約されている。

才気あふれる映画。面白かった。これは拾い物。

日本公開2013年9月7日(2012年 カナダ=仏)

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