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華氏451

華氏451監督:フランソワ・トリュフォー/VTR/
★3(54点)本家

愛すべき珍作。同じ年に『2001年宇宙の旅』が撮影されてるってのに、なんだこのSFコメディは?
ウは宇宙船のウー!

どうも。言いたいことを勝手に言うペペロンチーノです。
レンタルビデオ屋の中古を購入したまま部屋の隅で20年も放置していたVTRを引っ張りだして観ました。

トリュフォー下手だな、ってことは重々承知の上で鑑賞すべき映画。

英国人スタッフと上手くいかなかったということを割り引いても、実はトリュフォーはSF嫌いだということを割り引いても、「下手だな」って映画。

そもそも、こうした大作向きの題材はトリュフォー向きではない。なぜなら彼は「私的」な作家だから。

しかしそう考えてみると、「書物好き」というトリュフォーの“私的”な面が前面に出た映画に思える。
だって本当は「思想統制の恐怖」が描かれるべき題材じゃない?
それを何だか「本はいいよね」みたいな話になっちゃってるし。

ああ、そうか。
トリュフォーの映画って、いつも「好きなもの」を「愛おしい目」で見つめた映画だから、なんだか憎めないんだ。
そういうことを気付かせてくれた貴重な映画。
ま、20年も放置してたけどな。

(1966年 英=仏)

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