November 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

太陽の季節

監督:古川卓巳/BS/★2(30点)本家

今で言うところの『恋空』みたいなもんだろ?
この話を21世紀の今日観てもさしたる衝撃はないんだが、この話が当時持っていた(であろう)ポジションは、今で言うところの『恋空』に似ているんじゃないか、と勝手に思っている。

そもそもがヒット小説に便乗した映画化で、「お前、誰?」みたいな人が監督した(出来の悪い)映画という点が共通項なんだが、どちらの映画も(たぶん原作も)“時代”を切り取るまでには至っていないように思える。
有り体に言えば、「実話に基づいた」という体で、割と“特殊”な人間を描いて、それがごく一部の若者層にヒットした、という気がする。
いやまあ、文学的な価値は別として。まあ、どっちも賛否あるけど。

この映画を賞賛を持って受け入れた側でない一般の人々は、おそらくある種の「驚き」を持ってこの作品を受け止めたに違いない。
『太陽の季節』は「へえ、このご時世にこんな奴がいるんだ」という登場人物に対する驚き。
『恋空』は「へえ、このご時世にこんな話を面白いと思う奴がいるんだ」という読者に対する驚き。

あれ?『太陽の季節』の悪口を言うつもりが、『恋空』の悪口になっちゃった。
あれ?俺、『恋空』観てねえや。

余談

「サンドバッグ打って!」なんてことで誤魔化さないで、伝説の「障子破り」やれよ。

(1956年 日活)

comments

   

trackback

pagetop