July 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

クロサワ映画

監督:渡辺琢/CS/★3(50点)

クロサワさんの芸の魅力を銀幕に収めたことで星プラス1。大久保さんと鬼奴さんの味で星プラス1。それでやっと星3。
第2弾まで作られたこの映画の最大の魅力は、女芸人のリアルな(に見える)日常の感情なのだと思う。
だが、テレビの芸人を見慣れている者からすれば、クロサワさんも大久保さんも鬼奴さんも(光浦はともかく)、芸を見せているというより、素の面白さをテレビ上でも見せている芸人だと思う。
それがいいとか悪いとかではなく、この映画の最大の魅力は、彼女らのテレビでの活躍が好きな者にとっては、特段魅力でもないのだ。

昔の森三中は、大島が強引に引っ張るトリオでクロサワさんは寡黙キャラだったはずだが、いつの間にか、というか、クロサワさんがデブって二人が結婚した辺りからガンガン前に出るようになって、今クロサワさんがバツグンに面白い。千手観音かずことかサイコーだよね。
そんなクロサワさんの魅力の一端が垣間見えるのは悪くない。

だが、映画としては決定的にダメダメだ。
80年代のアイドルクズ映画並の出来の上、“消耗品”としての作品にしかなっていない。
「ブス専らしくてアジアンの隅田にも手を出したらしい」というネタだって、隅田を絵として見せなければ、10年後、20年後には何の意味か分からなくなるぞ。

そもそも、映画だけを丁寧に観ると、クロサワさんと大島と村上の関係すら映画上では描かれていない。
つまり、「観てる人は分かってるでしょ」前提で作られた、80年代のファン感謝祭的なクズ映画とまったく同じ映画の作りでしかない。

2010年10月9日公開(2010年 よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

comments

   

trackback

pagetop