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一命

一命監督:三池崇史/ユナイテッドシネマとしまえん/
★3(65点)本家公式サイト

痛い痛い痛いっ!(同じ原作でも時代が変わると解釈が変わるんだなあ)
三池、時代劇巧いね。いやあ、何やっても巧いことは巧い。
こんなこと書くとけにろん師匠に怒られるけど、今まで三池をナメてたんだよねえ。
いや、感心した。まあ、決して上品な作風ではないから好き嫌いあるんだけど。

『切腹』のリメイクではなく、同じ原作の映画化だと制作側が言っているので、堂々と比較してやろうと思う。
と言ってはみたものの、『切腹』観たのは随分昔で、なんとなくの感覚でしか覚えていない。
小林正樹は『切腹』が初の時代劇だったらしいけど、三池は(私の知る限り)3本目だよね。『十三人の刺客』と『忍たま乱太郎』。なんてことはどうでもいいとして。

私の『切腹』に持つ感覚は「武士道の悲哀」。あるいは、武士の存在意義を問う映画。

原作自体がそうなのかもしれないし(未読)、橋本忍の脚本なのかもしれないし、あるいは、60年代という時代がそうさせたのかもしれない。
つまり、どこかで「体制」というものを強く意識し、それに対して意義を申し立てている映画のように思える(相変わらず曖昧な記憶だけど)。

しかしこの映画は、満島ひかりとの貧乏話がえらく長い印象があって、「格差社会」を描いた映画に見える。

それはそれで、どちらがいいとか悪いとかではなく、今のご時世にこれを映画化するには、真っ当な原作の解釈なのかもしれない。
いやまあ、勝手な推測なんだけどね。

そう考えるとこの映画、比較すべきは『切腹』よりも『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』かもしれない。
観てないけどね。

余談

エグゼクティブプロデューサーのジェレミー・トーマスはオリエント好きのイギリス人だよね。俺の一番古い記憶は『戦メリ』だ。

余談2

2Dで鑑賞したんだが、3Dはどうなの?どうだったの?

10月15日公開(2011年 日)

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