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BECK

BECK監督:堤幸彦/ユナイテッドシネマとしまえん/
★2(40点)本家公式サイト

才能一つで世の中一発逆転できるという錯覚を与える不健全な話のうえに、観客数が多ければいい音楽だという危険な思想。こんな話を青少年に見せてはいけない。
「バンビーノ!」や「おせん」以来、向井理ファンのヨメが、いやもうぶっちゃけ「ママさんバレーでつかまえて」なんかも欠かさず見ていたんだが、これまた『ひゃくはち』以来ファンの中村蒼も共演ということで、垂涎もので観に行くのに付き合った。俺もポッキー娘・忽那汐里を見たかったしね。ていうか、普通、集客のメインは水嶋ヒロか佐藤健でしょ?
眼の保養というメリットはあるし、それなりにグッとくるところもないではない。

しかし、なんと言っても話がくだらない。

歌声を聞かせないなら漫画のままでいいじゃないか、とも思うのだが、そこには目をつぶったとしても、お話がくだらなすぎる。
どうして何でも勝負したがるかね?
観客動員数が音楽の優劣かね。「会場に来たら俺の女」かね。余計な周辺事情が多すぎる。もっとバンドや音楽に直接関係するところで悩むべきじゃないのか。そのくせ青春の情景を何も描けていない。

く・だ・ら・な・い

そう考えると、『ソラニン』はまだ姿勢が真摯だったな。
『フィッシュストーリー』は、本当に音楽が格好良かったもんな。そうじゃなきゃ、音楽の力を信じられないじゃん。
劇中の曲を軸にした映画は、その曲が観客に訴える力が無かったら、映画自体に訴える力は生まれてこないと思うんだ。

ぶっちゃけ、あのボーカル処理は途中で可笑しくなってきた。

2010年9月4日公開(2010年 日テレ他)

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