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ガールフレンド・エクスペリエンス


監督:スティーブン・ソダーバーグ/渋谷シネマライズ/★4(70点)本家公式サイト

ソダーバーグの「ゴダールやってみよー!」の巻。人には全く勧められないが、個人的にはけっこう楽しんだ。
この映画、2008年アメリカ大統領選挙の真っ最中ということは見ていれば分かるだろう。
ということは、リーマン・ショックと同時期であることを理解しなければならない。
経済的に(あるいは政治的にも)順風満帆の時代ではないという背景である。

この映画で散りばめられるキーワードは、「政治」「経済」「ビジネス」「性」「ネット」「評論」「男と女」などなど。
高級娼婦の“素顔”をドキュメンタリー風に描く体で、これらキーワード越しに、彼女を買うセレブな男達の“素顔”を描こうとしている。

これは、虚飾に満ちた世の中で“素顔”を探す映画なのだろう。
波乱の時代だからこそ、“素顔”に“本質”が隠れているのかもしれない。

個人的にとても気に入ったエピソードがある。
クライアント(客)は高級娼婦の素顔を知りたがる。だが女は「客はイメージとのギャップを望んでいない」ことを知っている。男は女の素顔を知りたがるが、本当は素顔を知りたいわけではない。素顔もイメージ通りであることを確認したいだけなのだ。キャバ嬢とアフターしてジャージみたいな汚い格好してたらヒクでしょ。化粧落とした顔が別人とかヒクでしょ。え?例えが卑近すぎる?

日本公開2010年7月3日(2009年 米)

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