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ジョニー・マッド・ドッグ


監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール/渋谷シアターN/★4(72点)本家公式サイト

説明、言い訳、説教、一切なし!とにかく面構えがいい!
これは青春映画である。
私の青春映画の定義は「夏休みの終り感」。この映画には、夏休みの終りに似た喪失感がある。

反政府軍を名乗る子供達に政治的な思想なんて何もない。
どちらが“正義”か、なんてことも観客にも一切説明されない。
「貧しさゆえ」なんて言い訳も一切ない。
子供達は銃という玩具を与えられ、遊びのルールとして「殺せ」ということだけ教えられたにすぎない。
奇抜な服を着て、盗んだ車を乗り回し、自分が「何者か」になった気分で遊んでいるだけだ。

しかし、いつまでも続くと思っていた祭りの時間、文化祭2日前の喧騒は終焉を迎え、自分が「何者でもなかった」ことを知る時が来る。
喪失感。
人は、失うことを知って初めて成長する。

繰り返すが、これは青春映画である。
そして、そんなことを言う輩は、たぶん私だけだ。

日本公開2010/04/17(2007年 フランス/ベルギー/リベリア)

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