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ユキとニナ


監督:諏訪敦彦・イポリット・ジラルド/恵比寿ガーデンシネマ/
★3(60点)本家公式サイト

シンプルに世界を切り取った作品。描きたいこと自体がユキとニナ。つーかユキ。分からんではないし嫌いじゃないんだが、も少し何かあってもいい。
要するに、森を抜けて少女が成長する物語なんだと思うんです。
時間も空間も超えるこの森は、おそらく経験とか神秘とかの象徴とか暗喩とかなんでしょう。
そしてそれは、フランスと日本を行き来している諏訪敦彦監督の想いでもあるのでしょう。

でも、分り易すぎる。

そして気に入らないのは、ユキが時空を超えてつながるのは、ニナではなく母親なんですね。
これは脚本として筋が通っていない。まあ、この監督、脚本書かないそうですけど。
だって、「日本に行きたくない」とは言ってるけど、「母親と縁を切りたい」と言ってるわけじゃないでしょ。
母親が理解できなくなって、母の原風景に触れることで先に進めた、というなら分かります。
両親の復縁を望んでいるのに、それと母親の原風景ともリンクしない。

ただまあ、子供視点で、シンプルに世界を切り取っている点は評価していい。

日本公開2010年1月23日(2009年 仏=日)

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