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倫敦から来た男


倫敦からきた男

監督:タル・ベーラ/渋谷シアター・イメージフォーラム/
★1(10点)(本家)
138分の映画だが45分で済む内容
何がビックリするって、ティルダ・スウィントンのフランス語が吹き替えなんだけど、口が全然合ってないの。ハンガリーのベテラン俳優とかいう人が刑事役なんだけど、英語もフランス語も吹き替えの口が全然合ってないの。
おそらくこの映画、「映像美」「緊張感」なんて言葉で賛辞されるんだろうけど(実際予告編を見た時はそう思ったよ)、よく見るとすっごい雑なの。
もうね、倫敦から来ようがブダペストから来ようが、何だっていいんですよ。

例えばカメラワーク。ほぼ1シーン1カットなんだけど、ほとんどワンパターン。
主人公以外の物や人を写す→主人公を写す→主人公以外の人物を写す。
ほとんど全部このパターン。飽き飽き。
しかもカット尻が長い。無駄に長い。このカット尻切るだけで30分は短くなる。
このカット尻、余韻とかなんとかの意味があるかというと、意味がないどころかかえって悪材料になってる。

脚本は完全に主人公視点で一貫しているのに、カット尻は別人を延々写す。要するに、演出は主人公から離れてしまっている。一体何がやりたいんだろう?
ただただ雰囲気だけ先行してるだけで、そこに特別な何かがあるようには見えない。
そんなことより、もっと描写すべきことが山ほどあるだろうがよ。
ファーストカットわずか5分で嫌になった映画。

余談

あんまり無駄に長い映画なのに、最後のテロップでSpecialThanksを一人一人出してるのに腹がたって「そんなもん一人ずつ出さんでもよかろうよ!」と映画館で声出して言っちゃった。

日本公開2009年12月12日(2007年 ハンガリー=独=仏)


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