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トニー滝谷




監督:市川準/渋谷シネマアンジェリカ/
★5(90点)再鑑賞(本家

念願のスクリーン鑑賞。私がハルキ病に侵されるきっかけとなった映画。(本家未記載コメント)
以前の鑑賞は2006年6月、CS鑑賞で「どうして映画館で観なかったんだ」と地団駄を踏んだ。そのくせ2005年ベスト1映画。
特集上映にめぐりあえて念願のスクリーン鑑賞。

流行り物に「ケッ!」って言う癖のある私は、恥ずかしながらそれまで村上春樹を読んだことがなかった。
この映画をきっかけに原作を読み、他の長編を少しずつ読み、石原千秋「謎とき 村上春樹」を読んだのが決定打で、すっかりハルキにはまっている。
とはいえ世間のハルキストほど真剣に追っているわけではないが(「IQ84」もまだ読んでいない)、世間のハルキスト並に、否、それ以上に、ハルキ脳に浸食されている。

すっかりハルキ脳となった今日この映画を観ると、実にハルキなのである。
何かに狂った様にとりつかれたり、影を感じたり、戦争話が出てきたり。
こうした「映画向きのストーリーを書かない」春樹文学を、市川準が絶妙に料理する。
言葉の選び方、映像での表現、映画的な決着の付け方。
どれをとっても完璧にハルキであり市川準なのである。

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