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アイリス

監督:リチャード・エアー/飯田橋ギンレイ/★2(26点)gooDB

ボケ婆さんは完璧だが、麺と具がうまくからまっていないパスタの様な映画。
むしろ私が期待していたのは「作家が言葉を失う恐怖」。
どうせ回想シーンを多用するなら婆さんの回想にしてボケる人間の内面に迫ってほしかったね。
全く無駄なカットバック。ちょっと気を抜くとドアップの多用。もうヘキヘキ。
『ゴッドファーザーPARTII』を見習って下さい。

ボケを介護する側の視点の方が感情移入しやすいけどね。
だけど介護する側の苦悩と自らがボケる恐怖を描くなら吉田喜重の『人間の約束』を見習って下さい(<無茶な注文)。

ちなみにボケ老人の介護を副業とするウチの嫁(本業は身障者の介助だからたいして変わらんが)に言わせればジュディ・デンチは完璧なボケ婆さんだったそうだ。

嫁「でも、こんな愛がありましたって言われてもねえ」
私「これって愛の話だったんだ。とんでもないアバズレつかまされた挙げ句、ボケの面倒までみましたって話かと思った」
嫁「いい女つかまえて有頂天になってたら落とし穴がありましたって話じゃないの?」
私「若い時はいい女でも気をつけろよって教訓か」
嫁「基本的には役者の演技を見る映画でしょ。『彼女を見ればわかること』みたいな」
私「ああ、クドカンの「ぼくの魔法使い」の古田新太を見るみたいな」
嫁「それは違うね」
※「ぼくの魔法使い」(2003年春シーズンのテレビドラマ)

日本公開2002年12月7日(2001年英=米)1時間31分


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