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ラスト・オブ・モヒカン

監督:マイケル・マン/BS/★5(100点)gooDB/再見

メチャメチャ入れ込んで何度も観ているにもかかわらず、また観て泣く。
さんざん観た映画だからね、今更BSで放映したところで・・・燃えたね。そして泣いたね。とにかく燃える。
今となってはオープニングだけで泣く。

この映画でウチのヨメはダニエル・デイ・ルイスに惚れ、私はマデリン・ストウに惚れた。萌えるね。
実は我が家の入れ込み度は『アメリ』と並ぶほど高いのだ。知らなかったろ(<誰に向かって言ってるんだ)

活劇だ。単純にカッコイイ活劇だ。向けた銃のピント送りなんざぁ鳥肌が立つ。
ダニエル・デイ・ルイスは役作りのために、毎日長い銃身を背負って生活したという。そりゃ命中率も高いっちゅうねん。
役作りも見事なら加えて言うなら細部の作り込みも見事さ。トマホークはもちろん単発銃なんてなかなか資料がないぞ。

この映画は「失う」者達の映画である。

根底に悲しみが流れる映画が好きな私は、この失う者の悲しみがツボなのだ。

3人の「父親」がいる。わが子を失った者同士が戦う。娘を守るべく戦い自らの命を落とす者もいる。
娘がいる。父親を失い、家族を失う。
恋愛模様がある。恋人を失い、自らの命を落とす者がいる。
民族がいる。一つの戦いが一つの民族を失っていく。
そしてネイティブ・アメリカンが自国を失っていく。
オープニングとラストに映し出される雄大な自然が全てを物語っているとは思わないか?(単に絵的に美しかっただけかもしれないが)

あらゆる物を失い生き残った者達が立つ。失われゆく世界に残された希望。

監督マイケル・マンは、CGやら何やらで失われた映画本来の躍動感と活劇を取り戻そうとしたのかもしれない。
今でもこういう映画が作れるのだ。残すべき希望として。

(1992年米)1時間54分


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