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刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史




テレ朝特番(2夜連続)/脚本:長坂秀佳・吉本昌弘/★5公式サイト

平塚八兵衛ってだけで泣きそうになる。地を這う捜査の刑事物は泣いてしまう。そして脚本は「特捜最前線」の長坂秀佳だ!
引退直後の平塚八兵衛の姿は、岡本喜八演出のテレビドキュメンタリー『時効まであと26日! 実録三億円事件』で見たことがある。
アオイタンの『初恋』のコメントでも触れてるな。いや、名前出してるだけだけど。

そういうわけで(?)かねがね平塚八兵衛について知りたいと思っていた。
だから観た。
平塚八兵衛の功績は、昭和事件史と重なる。
ちなみにこのドラマで扱ったのは、「帝銀事件」「そごうデパート警備員殺人事件」「吉展ちゃん誘拐殺人事件」そして「三億円事件」。
本当は「小平事件」とか「下山事件」とかも扱って欲しかったけどね。
なにせ無試験で警視までなった人物。担当した事件は140を超えると言われ、警察功労章と警察功績章を現職で両方受賞した唯一の人物。警視総監賞に至っては94回。
その人物像にも興味があったし、なにより昭和事件史の詳細が分かるだけでよかった。
正直、ドラマの出来は期待していなかった。

結果、すっげー面白いドラマだった。

1日目は、次々繰り出される豪華役者陣をウヒウヒ笑いながら観ていた。
だってさあ、容疑者に挙げられる2人が杉本哲太と宍戸開なんだぜ。吉展ちゃん事件の容疑者は萩原聖人。細かいところに長門裕之だの平泉成だの余貴美子だの。そりゃウヒウヒ言うさ。

そして2夜目の「吉展ちゃん誘拐事件」の取り調べ。
あのね、取り調べだけで、一切飽きさせず1時間近く持たせるんだぜ。
誰だよ、こんなすげー脚本書くの、と思って調べたら、「特捜最前線」メインライターの長坂秀佳ですよ。
「落しの八兵衛」という異名があったそうだが、観てるこっちが落ちたよ。泣いた。

そしてこのドラマを観て改めて思ったのが、渡辺謙の凄さ。
「いやあ、この役は渡辺謙向きじゃなかったね」と思うことがほとんどない。
「何観ても同じ演技じゃん」と思うこともない。
ただ暑苦しいだけの演技ではなく、奇をてらった演技でもない。
このドラマに関して言えば、役者根性が刑事の「職業意識」にリンクした感じだ。

いやあ、いいドラマだった。

comments

長坂秀佳は「特捜最前線」の脚本家であると同時に「怪傑ズバット」の脚本家でもあるんですがね。

いいドラマではあったんですが、私が普通の人より「刑事物」が好きなので何割増しかですよ(笑)

  • ペペロンチーノ
  • 2009/06/22 5:23 PM

このドラマ一話目をを見逃してしまったので見なかったのですが、昨日の二話目を3分ほど見ました。
面白かったようですね。しまったな〜〜〜私。

見たかったな〜。泣きたかったな〜。
しかも脚本があの「特捜最前線」の人?!!!
私見ないでそんしたな〜〜〜くやしいですっ!

ちょっとだけ見たシーンは萩原聖人の取り調べシーン。萩原君も謙さん前にただならぬ空気を醸してましたね。火花見えたもん。
渡辺謙もテレビは久しぶりでしたよね。

再放送を待つことにします。(笑)

  • フキン
  • 2009/06/22 4:31 PM
   

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