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7(seven)


7seven

村上“PONTA”秀一/井上 鑑/島 健/松原正樹/後藤次利/斎藤ノブ/本多俊之
at:Billbord Live TOKYO(六本木 東京ミッドタウン)
ポンタ35周年記念アルバムの延長戦ライブ。その名は知らずとも、日本人ならその演奏は必ず耳にしている超豪華メンバー
ドラム:村上“PONTA”秀一
言わずと知れた日本一のドラマーでこのバンドのリーダー。
ありとあらゆるアーティストの演奏に参加、レコーディング数は14,000曲超とか。
そうさな、私が知ってるだけでも数えきれないほどあり(リーダーアルバムも多く持ってるんだけど)、以前見たのはドリカムのバックでドラムを叩いてる時だったかな。「堂本兄弟」にも出てた。そういや、渡辺香津美、坂本龍一、矢野顕子なんかとセッションしたこともあったな。
最初の出会いは私が大学生の頃。松岡直也グループでの演奏。長い付き合いですよ。

キーボード:井上鑑
一流のスタジオミュージシャンにして一流アレンジャー。
私が彼の編曲を意識し始めたのは、小泉今日子「木枯しに抱かれて」だったか泰葉「フライディ・チャイナタウン」だったか忘れたが、何にせよ一番有名なのは寺尾聰「ルビーの指環」の編曲。
たしか私が高校生の頃、井上鑑のソロアルバム(もちろんLP)を買った覚えがあるな。

キーボード:島 健
2週ほど前に「ジャズ・ピアノ6連弾」でも見たよ。
そうさな、シマケンで一番有名なのはなんだろ?サザン「TSUNAMI」のストリングス編曲かな。
一流アレンジャーにして静かなピアニスト。

ギター:松原正樹
私の記憶に間違いがなければ、全盛期の松田聖子のアルバムでは必ず見た名前。もちろん今でも最前線。参加楽曲は1万曲以上とも。
PARACHUTEってバンドがあって2003年5月24日に行われた「CROSSOVER JAPAN '03」で再結成した時に見た。
その時、前述した井上鑑と後述する斎藤ノブもいたな。

ベース:後藤次利
言わずと知れた日本一のベーシスト。
沢田研二「TOKIO」の編曲で復活後、一連のおにゃん子関連、とんねるず関連の作編曲、私のなじみの所では中島みゆきや井上陽水の編曲等々挙げたらキリがないし、語りだしたらキリがない。
彼のリーダーアルバムはほとんど持ってるよ。20年以上の長い長い付き合いだ。

パーカッション:斎藤ノブ
J-POP界パーカッショニストの草分け(日本一と言ってもいいんだが、チト河内という人もいるしね)。一時期、日本のパーカッションは斎藤ノブしかいないんじゃないかとすら思ってた。
私のなじみの所では中島みゆきの楽曲やコンサートにかなり参加していた。ユーミンの楽曲にも参加が多かったはず。
これは最近知ったんだけど、サザン「勝手にシンドバット」のリズムアレンジは斎藤ノブだったらしいね。モー娘。なんかにも参加してたらしいぜ。

ソプラノ・サックス:本多俊之
いやもう、『マルサの女』の音楽ですよ。あと「ニュースステーション」。
この人のサックスは色っぽい。あるいはいやらしい。

メンバー以上。
はい、今挙げた曲や歌手、一つも知らない人、手ぇ挙げて。
ね。どれかしら必ず耳にしてるんですよ、日本人なら。

で、この凄いメンバーが揃ったらどんな凄いことが起こるかと言うと、実は起きないの。
なぜかと言うと、全員スタジオミュージシャンとしても一流だから。
出るとこ出る。抑えるとこ抑える。
分厚い音が見事な調和をとる。すごい。ほんとすごい。
それにまた、みんなベテランだからか、シンプルに回帰してんのよ。
パフォーマンスとか一切抜きで、本当に“音楽”だけの直球勝負。

松岡直也の曲で「メモリー・オブ・マジョルカ」って曲があって、哀愁がありつつノリノリのラテンミュージックなんだけど、松岡直也の特徴って、曲を寸断するというか、ジャン、ジャン、って全員が一斉に音を揃える場面が多くあるのね。それが気持ちいいくらいビシビシ合うの。まあ、彼らなら当たり前なんだけど。私のポンタとの出会いが松岡直也グループだったという想い出も重なって、もう泣きそうだった。

アンコールでポンタのドラムソロもあったんだけど(それも良かったんだけど)、それより「遠州つばめ返し」っていう曲でのドラムが面白くてさ。
これ、渡辺香津美の頭のオカシイ曲で、アルバムでは渡辺香津美とポンタの二人プレイ、ライブではギターをキーボードに置き換えて井上鑑との二人プレイなのね。
何が頭がオカシイって、短い曲なんだけど、ドラムとギター(ライブではキーボード)がほぼ同じを演奏するの。言ってる意味分かります?ドラムが、リズムじゃなくて、主旋律演奏するの。
たしかにCDでは聞いてたんだけど、生で見たらね、本当にドラムがメロディー奏でてるの。ていうか、ドラムがメロディー奏でてるように聞こえるの。びっくりした。

そういうわけで、長く語った割にツマラン結論言うけど、すんごい楽しかった。
ライブの時間が短かったのが残念だったけど。
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